#煮干しラーメン~浅草「つし馬」復活2020!!


下記前回ブログから引用

中華そば つし馬 (2018年閉店)

 かつて東京浅草で本格的な津軽ラーメンを堪能できる店がありました。わたしの津軽ラーメンの初体験は、本場青森津軽ではなく東京浅草だったのです。当時仕事の関係で浅草によく行っていたこともあり、そしてもともとラーメン好きだが豚骨ラーメンに飽きていたこともあり、ふと目についた煮干しラーメンの店に飛び込んだのは自然の成り行きでした。その店は銀座線の1番出口から出て「かんのん通り」のアーケード内にありました。(現在:田中そば店)あっさりした醤油系の中に「1日限定50食 バリ煮干しそば」というのがあり、煮干しがそれほど好きというわけではないのですが、迷わず自販機でそのチケットを購入しました。中に入りカウンターで待つこと10分、インパクトの強い煮干しの香りと色、厚めのチャーシューにネギ、シナチク、中太麺の一品が登場しました。それは明らかに東京の中華そば、福島の喜多方ラーメンとは一線を画すものでした。それ以来私は煮干しラーメンに病みつきになり、とうとう青森津軽まで本場の味を確かめに行くこととなりました。

浅草寺

 田中そば店で、あの「バリ煮干しラーメン」が復活しました。コロナ禍の中、嬉しい知らせでした。2020年8月に行ったのですが、浅草はほとんど観光客がおらず閑古鳥が鳴いていました。私的には歩きやすくてよかったのですが、地元で商売している人たちは大変です。浅草サンバカーニバルも中止で寂しい限りです。いつものように浅草寺、浅草神社を参拝してから田中そば店に向かいました。自販機で食券を購入して、いざ店内へ。懐かしい雰囲気ですが、以前のスタッフではないようです。ランチタイムのごはんサービスは健在でした。

 待つこと5分、久しぶりのバリ煮干しとのご対面です。見た目はほとんど同じのようですが、ちょっと色が薄く、煮干しが少なく、全体的に量も少ないような・・・気がします。

 太めの麺ですが、食感が違う!現在使っている麺を流用しているのか?前はうどんに近い、歯ごたえのある麺だったような・・・スープもちょっと薄いような・・・煮干しのパンチが弱い!通常より煮干し増量のバリ煮干しなのだが・・・ちょっと残念な結果でした。それでも久しぶりのバリ煮干しラーメン。このまま田中そば店で続けてほしい!また、きっと食べに来ます。

バリ煮干しラーメン比較:(左)つし馬、(右)田中そば店