#祝!キッチン南海神保町店 復活OPEN !


キッチン南海神保町新店

創業1960年のキッチン南海神保町が閉店のニュースに落胆していたが、移転?OPENの知らせに歓喜!しかしながら、なかなか行けずにいたところ、やっとその機会が巡ってきた。小生40年以上も通い続ける名店なので、昔の恋人に会うような感覚で参上した次第だ。

旧店舗はすずらん通りの神保町駅近くにあったが、新店舗は三省堂近くのよしもと漫才劇場の対角線上向かいにある。

<一日目>

朝10時に到着したが、まだ客は並んでいない。お店の中では準備の様子が伺える。近くのコーヒーショップで少し時間を潰す。旧店舗は11時15分が開店時間だったが、新店舗もこれを踏襲しているに違いない。だいたい11時ちょっと前ぐらいから客が並び始めるのが通常のはずだ。(40年キャリア客の判断より)それはズバリ的中した!11時55分、一人目の客が並んだ。そして二人目の客が・・・今だ!小生空かさず三人目の客としてGET!11時丁度!その後次々と客が並び、あっという間に10人以上になった。新店舗は14席、14人に入らなければスターティングメンバーから外れる。もし外れたら、席が空くまでさらに15~20分待たなければならない。11時15分開店時には既に30人以上の行列となっていた。(数人の女性も並んでいるのにびっくり。昔は男しか並んでいなかった。)

メニュー(2022年10月)盛合せ種類の多さ!プラストッピング!これぞキッチン南海!

キッチン南海60年の伝統と味をしっかりと継承、充分に堪能!

めでたくスターティングメンバーとなった私は定番「カツカレー」を注文。800円と値段は上がったが、その味は旧店舗を変わらない。それもそのはず、20年以上修行を積んだと思われるシェフたちが作っている。年相応の見かけだが、顔ぶれは同じだと一目でわかった。

元祖カツカレー、黒カレーが絶品!

はじめてこの黒いカレーを食べたとき、驚きと戸惑いがあったが、今ではこの味の常習者となっている。カレーだけでも旨いが、酸味があってカツに良く合う。とにかく40年間も飽きない味なのだ。完全にマインドコントロールのようなスタマックコントロールされている。

カツカレーによく合う福神漬け

私が大好きなキッチン南海の福神漬けも変わらない。どうしてなのか?どこのメーカーなのか?ここの福神漬けは甘さがあって美味しい。けっこう大量に食べてしまうのが私の通常だ。ふと隣を見ると、年増の女性がコロッケカレーを食べている。私は注文したことがないが、別の席にいたOLも注文していた。とんかつでは重すぎるので、クリームコロッケが丁度良い感じなのか?!とにかく、すこぶる女性に人気らしい。

盛合せの定番、チキンカツ生姜焼き!

<二日目>

本日も行列5番目、スターティングメンバーになれた。もう一つの私の定番「チキンカツ生姜焼き盛合せ」を注文。沢山のキャベツに食べ応えのあるチキンカツと玉ねぎで甘くなった生姜焼きの組合せ。それと忘れてはならないのが付け合わせのマカロニサラダ、これも絶品だ!常連客はただ「盛合せ」と注文する。キャベツから生姜焼きを喰らい、小袋の洋がらしふたつをチキンカツに絞り辛めのとんかつソースで頂く、そしてご飯、時折マカロニサラダと楽しむのが私流だ・・・ほぼ変わらず40年間続けている作法。

木彫りの像は健在!

神保町界隈はランチ激戦区であり、旨い・安い!

私の通う限り、たぶん500円ぐらいから現在800円と値上がりしているが、銭湯が150円ぐらいから500円になったことと比較すると、日本の庶民派外食はリーズナブルと言える。

キッチン南海!永遠に不滅であれ!!

★店舗紹介

カレーの街神保町で元祖カツカレーの店

「キッチン南海 神保町店」

・洋食レストラン

・東京都千代田区神田神保町1-39-8 ハウス神保町 1F

・03-3219-1616

・神保町駅[A9]から徒歩約3分

・営業時間 11:15~15:00 17:00~19:30(売切れ仕舞い)

・定休日  日曜・祝日

キッチン南海神保町店は1966年創業の老舗(2020年6月閉店)で、行列が絶えない人気店
現在のベテランシェフたちの新店舗(暖簾分け?)は2020年7月にOPEN。
女性にはコロッケカレーも人気!