#映画監督~大林宜彦~追悼


大林宣彦監督追悼:20世紀日本最高の“映像の魔術師”が逝く

わたしの憧れであり、最も尊敬している大林宜彦監督が、2020年4月10日に82歳で亡くなられました。

そして最後の作品「海辺の映画館―キネマの玉手箱」の公開が2020年7月31日に決まったこともあり、個人的にブログ(弔辞)にすることにしました。

大林監督と初めて直接お会いしたのが、忘れもしない1998年、成城学園前の監督の事務所でした。あるイベントの演出をお願いしに行ったのが始まりで、以来約22年に渡り、近からず遠からず、様々な作品やイベントに参加させて頂きました。

仕事を通して色々な経験や勉強をさせて頂いたことはもとより、旅行などプライベートで接して頂いたことなども本当に感謝しています。とりわけ韓国の済州島で監督とテニスしたことは、昨日のことのように今でも覚えています。

あっと言う間に時日は過ぎていったのですね・・・・・・。

大林監督と最後にお会いしたのが2019年11月広島国際映画祭でした。ガンで余命を知りながら、生きている限り精力的に映画作家として活動を続ける監督が痛々しくも、本当に最後まで格好良かった。生き様として羨ましかった。

多くのファンに惜しまれつつ大林監督は逝去されました。

しかしながら、多くの作品が今もなお光り輝いています。

これらは半永久的に感動を与え続けてくれるに違いありません。

永遠なれ、大林宜彦監督。

「映画で未来は変えられる」そう信じて・・・

チラシより

海辺の映画館―キネマの玉手箱

メインキャスト厚木拓郎 細山田隆人 細田善彦
吉田玲(新人) 成海璃子 山崎紘菜 常盤貴子
スタッフ監督・脚本:大林宣彦
脚本:内藤忠司/小中和哉