#ネギラーメン~病みつきになる、うまい「ラーメンショップ」


ネギラーメン(中盛)

全国に300店舗以上あると言われている「ラーメンショップ」の名物は何といってもネギラーメンです。東京豚骨ラーメンと呼ばれる醤油ラーメンの濃厚豚骨ダシは、なぜか病みつきになってしまいます。これにごま油と独自の調味料であえた白髪ネギと細かいチャーシューがトッピングされたのが看板メニューのネギラーメンです。東京大田区羽田にある椿食堂が「ラーメンショップ」という名前を使い始めたそうです。その後暖簾分けのお店が全国へ。(鈴木隆祐『名門高校 青春グルメ』辰巳出版、2018年1月30日、54-55頁)ちなみにラーメン評論家の石神秀幸さんによると、横浜家系ラーメンのルーツも「ラーメンショップ」ということらしいです。(家系の創始者の方は「ラーメンショップ」でバイトしていたとか?)

◆ ネギラーメンとの出会い~30年前、埼玉県川口で

わたしがネギラーメンを知ったのは30年前、埼玉県の川口に引っ越したときでした。すぐ近くに「ラーメンショップ」があり、そこで食べたのが最初でした。普通盛り・中盛り・大盛りのサイズがあり、ラーメンの器が浅く広いのが特徴的でした。とくに白髪ネギはこんなに旨いのかと気づかせてくれたのが、「ラーメンショップ」のネギラーメンでした。当初、埼玉は深谷市に深谷ネギという有名なネギがあるので、ネギラーメンは埼玉の名物かと勘違いしていました。

◆ 白髪ネギはビールのつまみとして最高!

以来足繁く通い、自分でも家庭で「ラーメンショップ」の白髪ネギの作り方を研究しました。ネギの白い部分をタテに白髪のような千切りにして、ごま油、醤油、細切りしたチャーシューであえます。けっこう上手に出来てビールのつまみに最高でした。

ガッツリ肉が食いたいときは「ネギチャーシューメン」

その後「ラーメンショップ」がチェーン店ということを知り、埼玉以外の東京港区・墨田区・葛飾区、山梨・栃木や九州の宮崎・大分でも出会うことが出来ました。どこで食べても概ね同じ流派とわかる、いつもの大好きなネギラーメンでした。

◆ これぞ!「ラーメンショップ」の生ニンニクボトル

ニンニクボトル

どの店舗でもテーブルにはドデカい生ニンニクのボトルが置いてあり、好きなだけ入れることが出来ます。もともとわたしは生ニンニクをそれほど好きではなかったのですが、極真空手の方々と仕事でお付き合いする機会があり、「極真のチカラの源は生ニンニクパワーです」と教えられ、わたしもノリで食べるようになりました。というわけで、わたしはいつもレンゲに山盛りスプーン1杯の生ニンニクをのせ、スープをすくって飲み込みます。これを3杯飲んでから麺を食べます。(ニンニクは大好きですが、ニンニクをスープに溶かして全体がニンニクくさいスープにするのが嫌だというわたしの趣味からそうしています/慣れないうちは食べ過ぎるとおなかが痛くなるので気をつけましょう)ちょっと硬めの麺がスープにからんでツルっと入ります。食感もいい、背油、海苔とワカメもいい感じです。たぶん塩分・カロリー高めでしょうが、時すでに遅し。すでにわたしはネギラーメン中毒になっています。月に1、2回で良いので食することをお許しください。(と、かみさんに懇願しています)

このデザインの看板が目印(多くのラーメンショップがこのような?!)