#笑いと健康~プロデューサー澤田隆治~昭和・平成・令和を駆け抜ける稀代のテレビマン


澤田隆治プロデューサー

皆さんは澤田隆治というテレビ番組業界のスーパープロデューサーをご存じでしょうか?テレビ放送の草創期から現在に至るまで、今なお現役のウルトラおじいさんなのです。例えると、まるで日本テレビ史の中のシーラカンス又は生き字引のような人なのです。数々の日本芸能史の執筆、お笑いの吉本興業の社史にも携わっています。(もともと歴史学者になりたかった / 当時のことを体験として知っているのは澤田氏のみ)わたしが澤田氏に初めてお会いしてから早22年になりますが、わたしは勝手に師匠として仰いでいます。澤田氏が凄いところは、さすがに体力は衰えているものの頭の回転がとても速く、おまけに博識で、必ず話の中にオチを入れて笑わせてくれて、偉い人なのに若造の話を謙虚に聞いてくれて、子どものように好奇心旺盛なところなのです。このような人物なので「数えきれないほどのテレビ番組をヒットさせ、いといろなブームをつくれてこれたのだなぁ」と感服する次第です。おまけに人望も厚く、「こうやって年齢をとれていけたらいいなぁ」と思えるわたしの憧れの存在です。それで今回、澤田氏のこれまでの功績を讃えたく、後世まで知っておいてほしい人として勝手にブログにしました。「勝手に書くな!」と叱られたら謝りに行くつもりです。

◆ 澤田隆治(さわだたかはる)プロフィール ※以下テレビランドHPより抜粋

  • 元 株式会社東阪企画(制作プロダクション)会長
  • 株式会社テレビランド代表取締役
  • 株式会社汐留スタジオ代表取締役社長
  • 日本映像事業協同組合理事長
  • 笑いと健康学会会長
  • 放送芸術学院 教育顧問

1933年(昭和8年)3月18日大阪府吹田市に生まれ、京城(ソウル)で育つ。終戦で引きあげ、父の故郷・富山県高岡市から兵庫県尼崎市へ。

1955年(昭和30年)神戸大学文学部日本史学科卒業。朝日放送に入社。ラジオのプロデューサーからテレビのディレクターへ。

1960年代に、『てなもんや三度笠』、『スチャラカ社員』などの、大阪発の公開コメディ番組で「あたり」をとる。週3本のレギュラー番組を演出して視聴率100%男の異名で知られる。

1970年代には、『ただ今恋愛中』、『新婚さんいらっしゃい』などを企画・制作。トークショーの新しい潮流をつくりあげ、1973年(昭和48年)制作プロダクションへ出向。日本テレビで公開コメディ・バラエティの演出を手がけ、1975年(昭和50年)㈱東阪企画設立。『ズームイン!!朝』、『花王名人劇場』をスタートさせ、情報番組・バラエティ・ドラマなどの番組制作で知られるテレビ制作プロダクションに育てあげた。演出・制作をしてタイトルに名前が出たテレビ番組数は1万本を越える。漫才ブームの仕掛人、お笑い界のドンとしてスターにしたタレント多数。

「ズームイン!!朝」ワンポイント英会話で活躍したウィッキーさん

1970年(昭和45年)大阪万博をはじめ、横浜博、富山博など地方博のパビリオン演出、1990年(平成2年)の国際花と緑の博覧会では「花ハイビジョン」のプロデューサーとして参加。1996年(平成8年)には、富山県で開催されたとやま緑化フェアのイベントプロデューサーなど、地方のイベントプロデューサーとしての活動も多い。

また、得意の喜劇の舞台演出も多数。1992年(平成4年)まで、全日本テレビ番組製作者連盟理事長を3期に亘って務め、テレビ制作プロダクションの地位向上に力をそそぎ現在顧問、さらに1994年(平成6年)日本映像事業協同組合を設立。現在170社の制作プロダクションが加入している経済産業省参加の互助組合の理事長を務める。

2001年(平成13年)から2008年(平成20年)まで帝京平成大学現代ライフ学部の教授、講義内容「笑いの映像史」「笑いとセラピー」、2001年から2004年まで、国士舘大学21世紀アジア学部 講師、2006年(平成18年)から笑いと健康学会会長。

◇昭和33年度 民放祭『漫才教室』で娯楽番組部門優勝

◇昭和40年 テレビ記者会賞個人賞受賞

◇昭和60年 放送文化基金賞個人賞受賞

◇平成5年度 情報化促進月間郵政大臣個人賞受賞

◇平成11年 大阪市文化功労賞受賞

◇平成14年 大阪府知事賞表彰

◇第47回 ギャラクシー賞放送批評懇談会

◇第1回 志賀信夫賞受賞

□著書に、『私説コメディアン史』(白水社刊)、『上方芸能列伝』(文芸春秋刊)、『笑いをつくる』(NHK出版刊)、『決定版私説コメディアン史』(ちくま文庫刊)

◆ 澤田氏はお笑い以外にも「マジック・イリュージョン」にチカラを注いでいます!(何より本人が大好きなのです)

時間があるとイギリス(ロンドン)やアメリカ(ラスベガス)にネタ探しに行っていました。テレビの2時間スペシャル番組や舞台公演イベントを数多く手掛けています。

◆ 「笑いと健康」(学会)普及事業

ご自身の笑いというエンターテインメントの総仕上げとしてか?学会を作り、笑いが健康に寄与するということを科学的に、医学的に証明せんと日々活動を続けられております。最近こそ「笑うとナチュラルキラー細胞が活性化し認知症予防になる、ガンの抑制効果がある」と言われ始めましたが、澤田氏は30年以上前からこれらのことをおっしゃっていたそうです。20年前ぐらいからは私も活動に参加させて頂いています。わたしの実感としてですが、以前2ケ月にわたり毎週寄席を見てて笑い転げていたら体が元気になったような気がしまた。(ホントです)笑うだけで体調が良くなるなら、こんな楽な治療法はありません。

☆ 澤田氏は「笑いと健康」普及のため「笑いと健康」落語家タレントも世に送り出しました!落語で「笑いと健康」を解説します。

立川談志の孫弟子で本物のお医者さん 立川らく朝

☆ 澤田氏の「笑いと健康」学会 設立趣意書

「笑い」は多くの意味を含んだ高度な感情表現といわれます。人間はこの「笑い」によって多くの感情を表現しながら、社会の中で生活してきました。笑いの意味する表現は複雑で、「微笑み」をはじめ、苦笑い、照れ笑い、愛想笑い、哄笑、爆笑・・・など、そのときの感情によってさまざまに変化します。 「笑い」は古くから演劇の中などで人々の楽しみの重要な要素になっていました。しかし、20世紀フランスの哲学者ベルグソンをはじめ、識者は笑いについて思弁的・哲学的にその意味を考えただけでした。それゆえ、「笑い」が人間の健康や性格形成や社会生活などにどのような意味を持つかについて実証的に解明し、それを生活の中に生かそうと考えた人はいませんでした。 ところが、20世紀末から、「笑い」が社会生活を健康に送るために実際に重要な意味を持っているという指摘がなされ始め、次第に注目を集めるようになりました。 21世紀は高度に複雑化した高齢社会といえます。このように複雑化した社会の中で人間がどのように生きるかについて「笑い」の持つ意味は大きいといえます。さらに、この複雑化した人間関係において、いかにストレスをはねのけ健康長寿を謳歌するか、という視点からも「笑い」の持つ意味を考える必要があります。 残念ながら、これまでの「笑い」の研究や「笑いと健康」に関する指摘で十分な科学的根拠を持っているものは多くありません。また、それらは体系的に整理されておりません。こうした中で21世紀社会において「笑い」が持つ実際的な効果を考え、これまでの知見を整理し、現代科学を駆使し、医学的研究方法の開発によって、その成果を実際の生活の中に導入することを検討することは大いに意義があると考えます。 帝京平成大学では、2001年に「笑い学講座」を開設し、「笑い」についてさまざまな視点から研究・教育を行ってきました。こうした積み重ねの中から、「笑いと健康」に関心のある人々が集まり、科学的・実証的に笑いを研究し、それらの成果をもとに実際の生活の中に笑いを導入することの必要性を痛感し、このたび「笑いと健康学会」を設立することといたしました。趣旨にご賛同のうえ、是非本学会にご参加いただきたくご案内申し上げます。

2006年2月16日
笑いと健康学会 会長 澤田隆治

【興味のある方は下記へ】

笑いと健康学会 事務局    

〒106-8541 東京都港区六本木6-4-1
六本木ヒルズハリウッドプラザ ハリウッド大学院大学内
TEL 03-3403-3403 FAX 03-3423-6092

※次回「笑いと健康」実践用に「昭和のお笑い名人」を特集ブログする予定です。