#うなぎ蒲焼~後世に残したい浜松「八百徳」のうな重


浜松「八百徳」本店のうな重

日本人の食文化にうなぎが登場するのは、さかのぼること新石器時代といわれています。遺跡の中にうなぎの骨があったそうです。文献としては「風土記」(713年)、「万葉集」(759年:大伴家持の歌2首)にうなぎが登場します。その後江戸時代、湾の干拓によって湿地ができうなぎが住み着いた結果、労働者の食事として屋台に出されるようになりました。そして醤油やみりんなど調味料の普及とうなぎをさばく技術があいまって蒲焼が誕生しました。(ウィキペディアより)

◆ 土用の丑の日はなぜうなぎ?

諸説ありますが、通説は平賀源内が発案したというものです。売り上げが伸びず困っていたうなぎ屋に平賀源内が「土用の丑の日」と看板を書いて張り出したら評判になったというものです。土用の丑の日というのは中国の陰陽五行説からきていて、丑の日は災難が多く、その日は「ウ」のつくものや「黒いもの」を食べて縁起を良くする風習があったそうです。平賀源内はそれを上手く利用したのでしょう。ただし、明確な文献や記録はなにも無いようです。

◆ なぜ浜松(浜名湖)のうなぎは有名?

出荷量でいえば、1位:鹿児島、2位:愛知、3位:静岡となります。静岡は3位であるにもかかわらず、なぜ全国一有名なのかというと、それは養殖うなぎ発祥の地だからなのです。浜名湖で多くのシラスウナギが捕れること、富士山からの清水により100年以上前からうなぎの養殖が盛んだったことが理由です。当然、浜名湖周辺にはうなぎの有名店が数多くあります。

◆ おススメのうなぎ有名店:浜松「八百徳」

写真:「八百徳」HPより

表面はカリッとしていて香ばしく、中はふっくらとやわらかい蒲焼がたべられます。わたしは新幹線に乗ってわざわざ食べに出かけます。(もちろん東京にも美味しいうなぎ屋さんはありますが)わざわざ行って食べる価値は十分にあります。(それぞれ好みがあるとは思いますが、関東風で超ほくほくやわらかいのが好きな方に最適)浜松駅から近いので、是非一度!!

◆ うなぎ「八百徳」本店

  • 駅からのアクセス   遠州鉄道 / 第一通り駅 徒歩3分(220m) JR東海道本線(熱海~浜松) / 浜松駅(北口) 徒歩4分(250m) 遠州鉄道 / 新浜松駅 徒歩5分(400m)
  • https://www.unagiyaotoku.com/
  • 静岡県浜松市中区板屋町655
  • TEL 053-452-5687