#ひとり旅~そうだ!タイへ行こう_航空券


わたくしごとですが、「微笑みの国」と称されるタイには、仕事、ひとり旅行、家族旅行を合わせて100回近く渡航しています。最初のキッカケは、仕事で日本のアニメを海外配給していたころ、バンコクのTVアニメの配給会社が放送権を買ってくれて、その挨拶に表敬訪問したのがはじまりでした。その後、CGアニメの仕事でバンコクのCGプロダクションを下請けにしたことから、ほぼ毎月、ディレクションのため渡航していました。何度も行くうちにタイが好きになり、ひとりでタイ国内を旅行する他、家族旅行でも2度サムイ島へ行きバカンスを楽しみました。日本での仕事上のストレスがたまったり、プライベートで落ち込んだりしたとき、なぜかタイに行くと元気を取り戻せました。タイはいつも活気にあふれていて「マイペンライ(タイ語)」(くよくよしない。問題ないさ。)の国なのです。もともと寒いところより暑いところが好きで、海・ビーチが好きで、シーフードが好きで、昼も夜も楽しめ、何より旅費が安くすむ・・・・・・わたしにピッタリの国なのです。アジアの中でも比較的安全な国だと思いますので、ひとりでも家族でも、カップルでも女性同士でもおススメの旅行先といえます。まだタイに行ったことがない人に向けて、とりわけひとり旅の人に向けて、バンコクを中心にわたしのおススメ体験情報(なるべく一般のガイドブックに載ってない情報)を紹介したいと思います。

JCBバンコクガイド・プラスより

■ タイ(バンコク)にいつ行くのがベスト?

平均気温は29℃で常夏のバンコクですが、暑期、雨季、乾季があります。乾季(11月~3月)がベストですが、雨季といっても日本の梅雨とは違います。毎日夕方どしゃぶりの雨が降るといった感じです。それはそれで東南アジアにいる趣があるのでわたしは好きです。

また、タイというと水田と寺院だけのイメージがありますが、首都バンコクは大都会です。高層ビルが立ち並び、巨大ショッピングモール、高級ホテルが点在する国際観光都市です。日本企業がタイの発展に大きく貢献していることもあり、日本人に対して友好的です。日本人にとって居心地の良い国といえます。

■ 航空券選びについて

ひと昔前まではJAL、ANA、タイ航空に加え、ユナイテッド航空やノースウエスト航空、キャセイパシフィック航空、中華航空、フィリピン航空、ベトナム航空、中国国際航空などが主体でしたが、バンコクも2つの国際空港となり、LCC便の増加で選択の幅も大きくひろがりました。現在、日本からバンコクまでは非常に多くのフライトがあり、ニーズに合わせて選ぶことが可能です。成田・羽田をはじめ多くの地方都市からもバンコク便があり、6時間ほどで行くことができます。わたしはいつもHIS、エアトリ、etourなどの海外航空券サイトで比較しながら手配をしています。とにかく格安航空券を求めて乗継便なども過去多用したこともあります。最近は格安の直行便を探して、エアアジアなどLCCのサイトで直接手配することも多くなりました。ここでは、わたしなりの航空券選びのポイントを紹介します。そのためにまず、下記の「大まかな比較情報」を見ながら検討してみてください。

タイ政府観光局より

<大まかな比較情報>

航空会社:(A)JAL・ANAなど航空会社と(B)LCC格安航空会社との違い

HISサイトより JAL便(例)
HISサイトより LCC便(例)

料金:(A)高い :(B)安い/(A)の30~50%ぐらいのことが多い

出発・到着:(A)便利な時間が多い : (B)早朝・深夜が多い

サービス:(A)充実している :(B)食事・受託荷物など有料サービス

快適さ:(A)充実している :(B)椅子が狭い、エンターテイメントがない

出発地(首都圏):(A)成田/羽田空港 :(B)成田空港

到着地:(A)スワンナプーム空港 :(B)ドンムアン空港  (※)

(※)イメージで例えると、スワンナプーム空港は新しい空港で「成田空港」、ドンムアン空港は昔からある空港で「羽田空港」という感じです。スワンナプーム空港が出来てからドンムアン空港は国内便空港化していましたが、LCCのおかげで復活してきました。羽田空港に似てますね・・・・・・。どちらの空港に着くのが便利かというと、それはスワンナプーム空港の方が便利です。空港線があるので、電車で中心部まで30分ほどで行けます。一方ドンムアン空港からはタクシーかバスということになります。バンコク初心者で荷物もあるので、タクシーの方が良いでしょう。高速料金も含めて、だいたい300~400バーツ(約1200~1500円)ぐらいです。

だいたいの違いがわかったら、ネットで検索してみてください。だんだん目も肥えていきます。とにかく安いのがという人はだんぜんLCC格安航空券、2~3万円でタイに行けます。せっかく東南アジアに行くなら、いくつかの国をまわりたいという人は経由便・周遊券というのもあります。例えば、キャセイパシフィック航空なら「日本―香港―バンコク」、ベトナム航空なら「日本―ホーチミンーバンコク」というふうに。ちなみにわたしは「航空券はなるべく安くして、その分ホテルと食事を良くしようとする」派の旅人です。

航空券が手配できたら、次はホテルを予約しましょう。